子どものためのクリティカル・シンキングって、何?

ビジネス界だけでなく、受験や教育現場でも必須のスキルとして語られるようになった、「考える力」「伝える力」。考える力とは、じっくり、注意深く考えること。そのベースになっているのがクリティカル・シンキング(critical thinking)であり、クリティカル・シンキングは「伝える力」の大事な要素でもあります。
でも、考える力・伝える力ってどうやって子どもに身につけさせればいいの?
どうすれば子どもにもっと「考える・伝える」を楽しませることができる?
アメリカ人のようなプレゼンテーションができること=伝える力がある、ということ?
...と悩んでいらっしゃる親御さんは多いと思います。
IWCJでは2011年より、小学生の「考える・伝える力」を伸ばすプログラム「コミュニケーション能力プログラム(全3コース、各10回、講師:狩野みき)」を開催しており、ご好評をいただいております。このコースを卒業した子どもたちはすでに100名ほど(小学3年生〜高校3年生)。皆、このコースで学んだ「考える・伝える力」を発揮して、それぞれ自分の夢に向かって進んでいます。皆が「考えることは楽しい」「自分の意見も大事、でも、他の人の意見も大事」「プレゼンが好きになった」と言うのも、このコースの特徴の1つです。
保護者の方の中には、「コミュニケーション能力プログラムって実際、どんなことをするの?」「いくら子どものためと言っても、クリティカル・シンキングって難しいんじゃないの?」「大人のクリティカル・シンキングのように難しいの?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃることと思います。このような疑問にお答えする形でお子さんに「考える・伝える」ことの楽しさを体感していただくのが、今回の単発イベントです。
本プログラムが重視するのは、正解主義とは違う「自分の意見」、自分の意見を持つことによってもたらされる自信・自己肯定、様々な視点を考慮することによって生まれる思いやりと多様性理解、そして、知識を生きる力に変えるための応用力です。
本プログラムでは、2つの楽しいアクティビティを通して、子どもたちに楽しくCTの基礎を学んでもらいます。
1. 事実?意見?—事実と意見を区別することは、CTの基本中の基本です。色々な文を聞いて、どれが意見でどれが事実か、子どもたちに考えてもらいます。
2. 古代エジプトにタイムスリップ! 聴解問題---「読解問題」ならぬ「聴解問題」では、話の展開を想像しながら短いお話を聞いた上で、色々な質問に答えてもらいます。テーマは「古代エジプトの秘宝」。日本のいわゆる読解問題とは違い、「正解は一つ」ではありません。どんな答えもすばらしい、子どもの数だけ答えがある、というポリシーのもとに、お子さんの「自分で答えを導きだす力」と創造性を引き出します。
子どもの考える・伝える力を伸ばす「コミュニケーション能力プログラム」単発プログラム
開催のご案内
【日程】2019年2月17日(日)13:30-14:30
【場所】東京都港区芝公園付近
【参加費】3,500円
【対象】小学校2年生〜5年生 (保護者の方は一緒に見学ください)

